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外務専門職をめざして

国際法・憲法判例、要旨まとめ、経済学等試験勉強のため。国際関係学、ロシア等に関する個人的意見。助言、訂正お願いします。

2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

国際法と国内法の関係性と等位理論

問題提起 国際法と国内法の内容が互いに矛盾し抵触しあっている場合、理論的な観点から、また現実的な観点からもどのように対応するのか。 理由 この場合に対応する理論には4種類あり、以下の順番で国際的見解が発展してきたといえる。 国内法優位の一元論 …

国際法の自動執行性

問題提起 国際法に自動執行性が認められる場合、受容方式を採用する国において、国内立法を経ずに直接に国内へ適用することができる。ここで、国際法において自動執行性があるかどうかを明確に判断するための主な基準は何か。 理由 国際法に自動執行性がある…

国際法の国内的な作用

問題提起 国際社会で取り決められた国際法も、個人の権利義務が関わってくる場合、それが各国内において一定の効力をもたせない限り、国際法の意味が果たせない。国際法、つまりここで言う条約・慣習国際法は国内的に実行されるためにどのような過程を辿るの…

マルキシズムで見るウクライナ騒乱:アラブの春とは異なるアメリカの影響力

ウクライナでは2013年11月に親露派のヤヌコヴィチ政権がEUとの自由貿易協定調印を見送り、その結果として親欧派、民族主義者、野党勢力による反政府運動が始まりました。 2014年2月18日には首都キエフで反政府派と警察の大規模な武力衝突が勃発し、多数の死…

国内法と国際法の相違点

問題提起 国内社会における個人、国際社会における国家はそれぞれの社会における法主体であり、個人は国内法により、国家は国際法により規制される。国内法と国際法の法的基盤の違いは何か。国際法の存在根拠は何か。 理由 第一に、国内社会には憲法(最高法…

クリミア独立宣言とロシア編入の正当性

18日ロシアのプーチン大統領は、クレムリンで演説後、クリミア自治共和国アクショノフ首相とクリミアのロシア編入を決める条約に署名。その後、欧米諸国とロシアの関係悪化はより深刻なものとなり、制裁の声が相次いでいます。 2014年2月27日 クリミア最高評…

ブログの目的

自己紹介 オーストラリア留学 ロシア留学中 国際関係学専攻 2014年1月20日より勉強スタート 国際関係学を学ぶ傍ら、ロシア関連の国際事情、またロシア視点の国際関係に興味を持ちロシア語の勉強スタート、そしてロシア留学を決める。 アメリカ、西欧で盛んな…